コロナで高校入試が大変動:❶試験範囲が狭まる⁉

2020/6/22 (月)

皆さん、お元気ですかっ?ジャンプアップ教室長です。

各高校・中学校の『定期試験』が迫ってきました。試験勉強は順調に進んでいますか?

うまくいっていない皆さんも、まだまだ立て直しが効きます。あきらめないで頑張っていきましょうね!

ちなみに、ジャンプアップでは、会員以外の方も参加できる、「期末試験対策《無料》勉強会」を開催します。ご興味のある方は、ぜひこちらで「日程」・「お申込み方法」をご確認ください!

さて、お話は、再びコロナに戻ります。前回、「コロナが、大学受験にどのような影響を与えるのか」をお話しました。

その際、ジャンプアップ教室長は、大胆にも「コロナによって、入試日程が大幅に後ろ倒しになることはない!」と予測をしました(しちゃいました笑)。

一昨日の文科省の発表によると、どうやらジャンプアップ教室長の見立て通り、大学入試の日程に大きな変更はなく、ほぼ例年通りのスケジュールで進められるようです(詳しくは、朝日新聞「大学入学共通テストや一般選抜は予定通り。文科相が発表」をご確認ください)。

じゃあ、「高校入試」はどうなんでしょう。コロナの影響により、入試の日程・内容が変更になったり、特定の高校の倍率が上がったり、下がったりすることはあるんでしょうか?

今回は、もったいつけずに、結論から先に言いますね。ズバリ、❶高校入試の日程は変わらないものの、試験範囲は狭くなり、❷一部公立高・私立高の入試倍率が大きく上がる可能性が高いです!

それは、なぜなのか?

❶に関しては、高校入試が「都道府県単位」で行われることが非常に大きいです。

大学入試は、「全国単位」であり、「浪人生」が存在します。今回のコロナ騒ぎでは、休校期間も、高校授業の進捗具体にも都道府県間で大きなバラつきがあります。

このような状態で、安易に試験範囲を狭め、入試日程を遅らせると、授業の進んでいる都道府県の高3や浪人生たちから、「チョット待ってくれ。我々はせっかく勉強したのに!」と苦情が出るでしょう。

一方、高校入試は、都道府県単位で実施され、受験生はみんな同じ条件での競争になります。ゆえに、日程や試験範囲を動かしたとしても、また動かさなかったとしても、特定の人に有利・不利になることはありません。

なので、「採点が忙しくなるので日程は変えません。でも受験生がかわいそうなので試験範囲は狭めます!」という決断が容易に下せるわけです。

実際、東京都や奈良県では、中3履修単元の一部を削除して、今年度の公立高校入試を実施することをすでに決定しています(詳しくは、朝日新聞eduA「都立高が入試の出題範囲を縮小。過去問対策、併願戦略はどうすれば?」をご確認ください)

「福岡県も、東京都・奈良県と同じような措置を取るだろう」、というのがジャンプアップ教室長の見立てです。

では、今年度の福岡県の高校入試では、なぜ、特定の公立高・私立高の倍率が上がると予測されるのでしょうか?

そして、倍率が上がる高校とは、一体、どの学校なのでしょうか?

そのお話は、「次回でさせていただこう」と思います(ここは、ジラします笑)

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