西陵高・福女高を目指す中3生は要注意! 市立高校は【推薦入試】実施せず!

2021/7/5 (月)

ホント久方ぶりの投稿でございます。ジャンプアップ教室長です!

ここのところ“Youtube”(ここをクリック)や“Twitter”(ここをクリック)の方を頑張ってまして、ブログがおろそかになっておりました。ここからブログも再始動していきますので、どうぞよろしくお願いします!

さて今日の話題は、福岡市立高校の「推薦入試」について

先日、福岡市教育員会が、「令和4年度 福岡市立高等学校入学者選抜日程」を発表しました(日程表は、ここをクリック)。この中で、市立高校(西陵高校・福岡女子高校・福翔高校・博多工業高校)は、現中3生の入試で「推薦入試」を実施しせず、その代わりに「特色化入試」を実施する旨が明らかにされました

【特色化入試とは】
これまでごく一部の公立高校が実施していた入試で、「調査書(内申書)・面接・一部高校では作文または実技試験」を総合的に判断して合否が決定される入試。「中学校長の推薦が不要」な推薦入試の公募版です

【何が変わるのか】
市立高校が「推薦入試」を停止し、その代わりに「特色化入試」を実施することにより、次のような影響が生じる可能性があります。

➊「入試日程」が早まります
今年度、「特色化入試」は1月26日、「推薦入試」は2月7日に実施予定です。市立高校では「推薦入試」を停止し、「特色化入試」を実施することにより、市立高校志願者の皆さんの入試スケジュール全体が前のめりになります。

➋「志願者数」増?
「特色化入試」は「推薦入試」と異なり、「中学校長の推薦」を必要としません。その結果、「特色化入試」の受験者数が「推薦入試」時代よりも大幅に増える恐れがあります。

➌「一般入試」の定員大幅減?
昨年まで「特色化入試」を実施していた公立高校では、学年定員の過半数を「特色化入試」に割り振っています。西陵・福女を始めとする市立高校も、定員のかなりの部分を「特色化入試」に回す可能性があります(現状、「特色化入試」の募集人数は不明です)。その結果、「一般入試」の定員が減少し、実質倍率・難易度が上昇する恐れがあります。

➍「部活動推薦」の扱いは?
「特色化入試」の開始により、「部活動推薦」での受験を希望する生徒の扱いが、従来の「推薦入試」と大きく異なるのかどうかは現時点では不明です。

➎「県立高校」も「特色化入試」に?
昨年、私立高校への専願入学者が相当増えています。その結果、私立・公立高校を問わず、成績中位層の生徒の争奪戦が生じています。場合によっては、今後、県立高校も「推薦入試」から「特色化入試」にシフトする可能性があります(現状、不明です)。

以上、詳細不明ですし、何がどう転ぶか現時点で判断できないことも多いです。でも一つだけ確実なのは、「内申点」を上げれば上げるだけ有利ということです。

西陵・福女・福翔・博工を志望する中3生の皆さんは、夏休みが勝負ですぞ(受験生全員そうだけど笑)。

頑張って2学期の定期試験でしっかり結果を出すぞ!