コロナで高校入試が大変動:❷一部高校の倍率が急上昇⁉

2020/6/29 (月)

「定期試験」が近づいてまいりました!

1学期の内申点・評定は、今回のテストの点数で決まります。コロナ休校のせいで、平常点や部活動・生徒会活動を評価することが不可能だからです。

まさに「一発勝負!」です。皆さん、準備は万全ですか!? 気合は十分ですか!?

ジャンプアップ教室長は、現在、アドレナリン出まくりで戦闘モードに突入しております。ぜひ、大幅点数アップを実現して、みんなで「よっしゃ~」の雄たけびを上げましょう。 o(・`д・´。)オーッ!

(※ジャンプアップでは、会員以外の方も参加可能な「期末対策勉強会」を開催します。料金は無料です。日程・参加方法に関しては、こちらをご覧ください)

さて、ここまで長々と「コロナが皆さんの勉強・受験・人生にどんな影響を及ぼすのか?」について考えてきました。

今回はいよいよ大詰め、「今回のコロナによって、来春の高校受験の志願者数・入試倍率がどう変わるのか?」という問題を考えていきたいと思います。

ここでも、ジャンプアップ教室長の見立てを先に言っちゃいましょう。

ズバリ、第6学区の中3生に関係する高校に限定すると、公立では『修猷館・城南・福岡工業・福岡女子(ただし、食物調理・保育福祉などの実業系コース)』が、私立では『大濠・西南・筑女・中女・若葉』の倍率が上昇する可能性が高いと考えられます。

さらに、『久留米・有明などの高専』も倍率が高くなるでしょう。

なぜか?

ここまでお話ししてきた通り、新型コロナの流行と、そのあとに続くコロナ不況と就職難に備えて、皆、「将来、どうすれば自分がハッピーになれるか?」を真剣に考え始めるからです。

例えば、皆さん、こんなことを考え始めます。

自分が就職するころ、不況により求人が大幅に減っているとして、それでもできる限り自分のやりたい仕事に就いて、できるだけたくさんの収入を得て、周りの人からも感謝されて、お休みもたくさんもらいたいよなぁ、ならば…

❶まず、大学に進学すべきか、しないべきか?
❷大学に進学するなら、どんな大学の何学部に進学すべきか?
❸大学に進学しないなら、高校卒業後に就職するのか、それとも専門学校に行くべきか?
❹そして、❷と❸のそれぞれの場合、どんな高校に行くべきか?

などなどです(ここの部分に関しては、下のチャートをご参照ください)。

そして、これらの疑問点について真剣に考えた中3生の多くは、次の2つの方向のどちらかを選択することになります。

一つは、自分が希望する職業に就く可能性を高めてくれる「大学・学部への進学」を目指す方向。もう一つは、高校卒業後、直接就職するか専門学校を経由して、自分が就きたい職業に必要な「能力・技能」を早いタイミングで身に付ける方向です。

簡単に言うと、できるだけ「良い大学に行こう!」という方向と、なるべく早く「手に職をつけよう!」という方向です。

後者の方向性を選択した中3生の多くは、必然的に高専・実業高校を志望し、その結果、「久留米高専・有明工専」など高専、「福岡工業高・福岡女子高」などの実業系高校の志願者が増加します。

一方、前者を選択した中3生は、さらに2つのグループに分かれます。

一つは、一般受験を利用して、希望する大学・学部への進学を狙う人たち。この人たちの多くは、大学への進学実績を誇る公立上位校、第6学区で言えば、「修猷館・城南」を目指すことになるでしょう。

もう一つのグループは、指定校推薦や内部進学制度を活用して、希望する大学・学部に進学しようと考える人たちです。これらの人たちは、有力大学への指定校推薦枠を数多く抱える私立伝統校か、内部進学制度を備えた大学付属校を目指すことになります。例えば、「大濠・西南・筑女・若葉・中女」などです。

来春の入試では、以上のように、自分の将来を真剣に考え、相当な覚悟を持って勉強をしてきた受験生たちが、公立上位高校・実業系高校・私立伝統高校・私立大学付属高校に出願し、合格を目指してしのぎを削りあうことになります。

まさに、数少ない椅子を多人数で取り合う、「椅子取りゲーム」状態が勃発します。

というわけで、今回の話に出てきた高校を目指している中3生の皆さん!今年は、例年以上に頑張っておかないと手痛い目に遭うことになりますぞ!(((( ;゚д゚)))アワワワワ

では、具体的に、中3・高3受験生は何をどうすれば、コロナの影響による高校・大学受験の競争激化を乗り越えることができるのか?

この点については、次回を話ししたいと思います。コロナ編もいよいよ次回で完結です!

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