「大・就職氷河期」は来るのか⁉❶

2020/6/4 (木)

いやー、暑い。福岡は梅雨を飛び越して、いきなり夏突入ですね。皆さんも急な気温の変化に負けないよう、体調管理に気をつけましょうね(いろいろ、気を付けないといけないこと山盛りですが…)!

さて、前回は、コロナが及ぼす短期的な影響、すなわち、コロナのせいで「1学期の定期試験」の日程はなかなか定まらず、「授業のスピード」は超スピードアップすることになりそうだ、というお話しをしました(詳しくはこちら)。

今回は、いよいよコロナが、皆さんの「大学受験」・「高校受験」にどんな影響を及ぼすのかというお話をしたいと思います。

が…、その前に、皆さんの「大学受験」・「高校受験」に、これまた大きく影響する要素を一つ確認しておく必要があります。

ズバリ、『これからの就職状況がどうなるか?』です

だってそうですよね。何のために高校・大学に行くのかといえば、「将来、自分のやりたいことをやれるようにするため」ですよね? で、この「やりたいこと」のかなりの部分が「仕事」だったりするわけです。

別の言い方をすると、高校・大学は、自分のやりたい仕事に就くための手段でしかありません。であれば、目標・目的の変化によって、その手段のあり方も当然大きな影響を受けることになります。

というわけで、今後の就職状況がどうなるのかを先に確認しておきましょう。

下表は、「週刊エコノミスト」(2020年5月22日号)から引用・加工したものです。日本を含む「先進7か国(G7)」の経済成長率(GDP成長率)を年ごとにグラフにして表したものになります。

このグラフの右端に、今年(2020年)の日本を含む先進7か国の経済成長率の予測数値があります。「-6.2%」という数字が書いてあります。これは、先進7か国が2020年の1年間に生み出す製品やサービスなどの価値の総量が、前年比で6.2%減るということを表しています(予測数値ですが)

この数字を聞いて皆さんどう感じましたか。「100万円給料もらってた人のお給料が、6万円くらい減る感じかなぁ…。意外とたいしたことないじゃん!」、なんて思った人もいるんではないでしょうか。

恥ずかしながらジャンプアップ教室長もその一人でした。ただ、上記グラフの左端の数字を確認した瞬間、頭を「ゴン!」と殴られるようなショックを受けることになります

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